2024年12月13日
お知らせグリコ栄養食品株式会社の管理職研修として、妊活・不妊治療と仕事の両立に関するセミナーを開催しました
ファミワンは、グリコ栄養食品株式会社の管理職向けのハイブリッドセミナー、「プレ子育て支援 妊活・不妊治療と仕事の両立」にて、ファミワンの看護師・生殖医療相談士の濱田と公認心理師・臨床心理士の戸田が登壇しました。
本セミナーは、グリコ栄養食品株式会社が妊活や不妊治療と仕事との両立に対する理解を社内に浸透させるため、「プレ子育て支援」として管理職研修の一環として、開催されました。グリコ栄養食品株式会社の大阪本社から35名が現地参加、品川、浜松、名古屋からも14名がオンライン参加のハイブリッド開催で実施されました。
今回は、当社の看護師・生殖医療相談士の濱田亜紀と公認心理師・臨床心理士の戸田さやかが「プレ子育て支援 妊活・不妊治療と仕事の両立」をテーマに登壇しました。不妊治療の通院頻度や居住地域により異なる自治体の支援制度、実際の妊活中のお悩み事例などをお話しすることで、管理職の方々に妊活・不妊治療と仕事を両立することの難しさや、支え方についてお伝えいたしました。また、グループワークも実施し、よりリアルに「自分ならどう支えることができるのか」について考えていただきました。
グリコ栄養食品株式会社では、妊娠、妊活・不妊治療、育児のために使用できる独自の休暇制度があり、これらの制度利用を推進する風土づくりの一歩として考えていただく機会となりました。
■セミナー概要
「プレ子育て支援 妊活・不妊治療と仕事の両立」
【開催日時】 2024年11月6日(水) 13:00〜15:30
【開催形式】 現地・オンラインのハイブリッド開催
【講 師】
濱田 亜紀 看護師・生殖医療相談士 (株式会社ファミワン)
戸田 さやか 公認心理師・臨床心理士 (株式会社ファミワン)
【対象者】 管理職
■グリコ栄養食品株式会社 総務人事部 上田様からのコメント
男女ともに20代後半~30代半ばの社員が多い当社では、育児支援制度だけではなく、子どもを望むステージに立つ社員を「プレ育児」とし妊活・不妊治療等に利用可能な休暇制度を設けております。
今回、制度活用時の心理的ハードルへの認識をさらに深める機会とするため、マネジメント研修を企画、自分事としてイメージできるようリアルな事例を交えて講義いただきました。グリコ栄養食品では、さまざまな個性を持つ社員の柔軟な働き方を支援し、個人が成長することにより職場全体の生産性向上と多様な人材が活躍できる風土作りに注力してまいります。
■研修参加者の声
研修後のアンケートでは、セミナー満足度は「課題としては認識していましたが、自分事として考えたり、詳しく知ろうとしたりしたことはなかったため、とても勉強になりました。」「このような機会がなければ積極的に詳しく調べない情報であるが、非常に大切で実際に相談された場合に、どう対処すればよいかわからない内容に感じたため。」などのコメントもあり、セミナー満足度は84%の方に満足と回答いただきました。
「会社として今回のような取り組みがあることをどう思いますか?」という設問には、95%の方から「良いと思う」と回答いただきました。
「特に本人が公開したくない場合ですが、どのように周囲への情報統制や変な噂の流布を抑制するかが課題かと感じました。不妊治療に限らず、必要に応じていつでも休暇が取れる体制構築は意識したいと考えます」「気軽に取得してもらえるように普段からハードルを下げておくことが重要だし、残されたメンバーの仕事の配分や、目標の調整もセットで考えていく必要があると感じた」などのコメントもあり、管理職の方々に妊活・不妊治療と仕事の両立について、管理職としてすべきことをリアルに考えていただきました。
▼研修後アンケートからのコメント(一部抜粋)
・なかなか他にないセミナーだったので、とても良かったです。
・もっとこのようなことを自由にオープンにできる職場環境づくりが大切かと思った
・今は、社会的な制度も会社としての支援体制も格段に良くなっている状況であることを
まずは認識した上で、どのような仕組み・体制にすることで、より良い状況に持っていけるのか、
考えるキッカケとなりました。ありがとうございました。
・『風土を作るのは雑談』は全くその通りと感じました。
普段からの言動に改めて気を配りたいと思います。
・制度は整備できていると感じているので、それを利用しやすい環境整備がマネージャーの業務だ
と感じています。聞き方1つで相手のとらえ方が大きく変わってくるので気を付けようと思います。
▼研修当日の様子
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