2024年12月24日
お知らせ学校法人跡見学園 跡見学園女子大学の授業に、ファミワンの公認心理師・臨床心理士の戸田が登壇しました。
ファミワンの公認心理師・臨床心理士の戸田が学校法人跡見学園(理事長:跡見 裕)の跡見学園女子大学の健康心理カウンセリングの授業に登壇しました。
跡見学園女子大学の健康心理カウンセリングの授業では様々な分野のゲストスピーカーが登壇。今回の授業ではファミワンの戸田が不妊治療の基礎知識や、当事者の心理について事例を用いてわかりやすく解説しました。学部の枠を超えて当該分野に興味のある学生98名が集まりました。
■学生からの感想
・カウンセリングでは、一見異なっているかのようなカップルの訴えから、共通点を見出し、お互いが敵にまわさなくて済む問題として再構成していくことが重要であり、夫婦がそれぞれで感じていること、思っていることを、無理に意識を変えさせていこうとするのではなく、問題を翻訳して通訳者として機能していくことが重要であると分かった。
・今の私たちにできることは年齢と妊娠率を理解すること、プレコンセクションケアを知ることと仰っていたので調べて見ようと思います。そして戸田先生のお話がなかったらこのまま詳しく知ることが出来なかったこともたくさんあると思うのでこの知識を自分でなく他の人にも伝えられるように覚えておきます。
・日本では、なるべく自然に妊娠することが良いと認識されていて、なかなか不妊治療に踏み出すことができないと学び、本当にそうだなと思いました。私は出産をしたことも意識をしたこともありませんが、不妊治療をしても必ず子どもを授かれるわけではなく、でも時間と身体的負担は女性に掛かってしまうのは辛いと思いました。辛いだけで終わらせるのではなく、性教育をすることが重要であると思いました。
■創立150周年を迎えた跡見学園女子大学について
明治8年、跡見花蹊が跡見学校を設立して以来、跡見学園は女子教育機関として歴史を刻んできました。学制が制定されて間もないこの時代、男子の就学が優先される一方、「女子に学問は不要」との考えから女性たちは教育の対象から除外されていました。女性は学ぶ機会すら与えられていない中、私立の女子教育機関を創設した花蹊の英断は、時代に先駆ける画期的なものでした。
令和7年に学園は創立150周年となりますました。この記念すべき年を迎えるに当たって、大和和紀さんの代表作「はいからさんが通る」の主人公・花村紅緒をキャラクターに選び、150年という歴史の大きな節目に、改めて跡見花蹊の創立の精神に立ち帰る機会としています。
■プレコンセプションケアチラシの配布
ファミワンでは、武蔵野大学 看護学部 教授、日本生殖看護学会 理事長 坂上明子先生の監修の元、プレコンセプションケアの啓発に関する資料を作成し無料で公開中です。
(ダウンロードページ:https://famione.com/form/preconception-care/ )
今回、戸田が登壇させていただいた跡見学園女子大学の学生のみなさまにもデータ資料を配布いただきました。
本件プレスリリースはこちら。