2025年1月31日
イベント帝京大学小学校とファミワンの「カラダとココロの包括的性教育プロジェクト」が始まり、 第一回目の4年生向けの授業を実施しました

ファミワンは、帝京大学小学校と共同で「カラダとココロの包括的性教育プロジェクト」として4年生男子生徒に向けて、「体の変化、育ちゆく体と私」をテーマに性教育授業を実施しました。
本プロジェクトは、小学1年生から6年生までの発達段階に合わせ、各学年ごとにカスタマイズした内容および伝え方で包括的性教育を実施する、全国的にも先進的な取り組みです。
今回の小学4年生男子生徒向け授業ではファミワンの代表石川と公認心理師・臨床心理士戸田が「自分のからだを知ろう、異性のからだを知ろう」をテーマに、視聴覚教材を用いながらわかりやすく解説しました。
早期の性教育は重要であり、正しい知識を身につけることは、子どもたちが自分自身と他者を尊重し、健やかに成長していく上で不可欠です。
本プロジェクトでは、保護者向けの性教育も実施することで、家庭と学校が連携した包括的な性教育を目指します。帝京大学小学校とファミワンは、今後も各学年の理解度に合わせた性教育プログラムを提供し、子どもと大人が共に学び、成長できる機会を創造していきます。
また、本プロジェクトに対する協賛や後援を広く募っておりますので、ぜひ下記の特設サイトより申込ください。近日中に賛同企業のメッセージは情報発信させていただく予定です。
https://project.famione.com/cse
■参加生徒の様子・感想
・積極的に手をあげての参加だけでなく、登壇者からの問いかけに対して「たしかに~」「ああ~!」「聞いたことある~」などの声が要所で聞かれました。
・性器の名称など聞いても恥ずかしがるような反応がなく、「ペニスの大きさでその人のカッコよさが決まるわけじゃないよ~」の説明に対しても、「それはそうだー」と声が上がり、よい雰囲気が感じられました。
・射精の話では、「先生それって痛いの?」と質問があがり、精子の動画に対して「うわー」「興味深い」と反応があがっていました。
・「奇形の精子が卵子に届いたらどうなりますか?」 「家にある顕微鏡で精子は見えますか?」と疑問に感じられたことに対しての質問も積極的に上がりました。
・性器の洗い方を伝えた際には「皮をめくって戻らなくなったら怖い」との声もでていました。
■授業後アンケート結果
授業後のアンケートでは、授業に参加した91.2%の生徒から「とても理解できた」「理解できた」との回答をいただきました。

「授業でためになったところはどこですか」という質問に対するアンケートに対しての回答では、「自分のからだを知ろう、異性のからだを知ろう」をテーマに授業を展開していったこともあり、「大人と子どもの違いについて」や、「男女の体の変化について」気づきがあった様子がアンケート結果から見受けられました。

■授業後アンケートからのコメント(一部抜粋)
・自分の体にはこれから、もっと色々な変化が起きて大人になってゆくことがわかりました。
・「勃起や射精などが誰にでも起きるんだ」と思いました。
・「思春期」などは、周りの人それぞれ個人差があるのだと、知った。自分の体も、早く大きくなって欲しいと思った。
・生理でナプキンを持っていかないといけない事がわかった。違うせいべつのひとのことを知ると相手がやられて嫌なことがわかる。体のことに関しては、周りの人の気持ちを考えないといけないのがわかる。
・男の子も女の子もぼっきなど月経など、どちらも大変だし恥ずかしいと思う人もいるので気づいていないふりをしたりして気遣ってあげようと思いました。
・みんなに起こる変化について知れてよかった。


■『カラダとココロの包括的性教育プロジェクト』概要
【目的】 各学年の児童の発達段階に合わせ正しい知識を身につけることで、
子どもたちが自分自身の体と心を大切にし、健やかに成長できるよう支援する
【期間】 2025年1月〜3月
【対象】 帝京大学小学校 1年生〜6年生の全校児童、および保護者
【詳細】 https://project.famione.com/cse
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