2025年3月4日
お知らせフェリシモ「ゴキゲンラボ」との性教育プロジェクトによる出前授業を、東京都練馬区の旭出学園(特別支援学校)にて開催

ファミワンは、株式会社フェリシモが展開する、「gokigen Lab.」(以下「ゴキゲンラボ」)と共同で、性教育ツール「性とからだとこころを知るカード」を全国の小学校を対象に無償配布し、二校に出前授業をするプロジェクトを行っています。
本プロジェクトは、ゴキゲンラボが制作した「性とからだとこころを知るカード」をベースに小学校の授業等で性教育をおこなうことで、性に関する話を思春期までの子どもたちに身近に感じて、からだとこころを知るきっかけとしていただくことを目的として行っています。
この度、専門家による性教育出前授業を東京都練馬区の旭出学園(特別支援学校)の専攻科の生徒に向けて「どこもぜんぶたいせつ わたしとあなたのからだとこころ」をテーマに実施いたしました。
専攻科は高等部に続く学部であり、生徒は専攻科の3年間で卒業後の社会生活での自立を目指していきます。今回の性教育出前授業では、性被害に合わないために、性加害を疑われないために、クイズやデモンストレーションも加えながら、パーソナルゾーンの知識や自分が不快と感じたときの対処、そして相手との距離感などについて解説しました。
具体的な場面を想定した対処法について、生徒たちから様々な考え方が意見され、デモンストレーションにおいても積極的に参加されて、講師は講義を聴く生徒たちの面持ちから、性に関して向き合っていることを感じていました。
具体的な場面を想定した対処法について、生徒たちから様々な考え方が意見され、デモンストレーションにおいても積極的に参加されて、講師は講義を聴く生徒たちの面持ちから、性に関して向き合っていることを感じていました。

■東京都練馬区の旭出学園(特別支援学校) 担当教諭様よりコメント
この度は、性教育出前授業の対象校に選んでいただき、誠にありがとうございました。
クイズやデモンストレーションも取り入れた参加型の授業だったので、90分があっという間に感じるほど内容の充実した授業でした。参加した専攻科教員からは、
・講師の方の話し方がとてもゆっくりで聞きやすく、どの生徒も話をよく理解しながら参加できていた。
・「良いタッチ・悪いタッチ」という言葉が指導するうえでとても使いやすいと思った。
・外部の先生に教えてもらったからこその教育効果を感じた。
・授業後、早速更衣室のドアをノックしてから入室する生徒や「どうぞ」と応える生徒の姿が見られている。
といったような感想をもらっています。生徒たちだけでなく、我々教員にも大変勉強になる授業でした。性教育出前授業で学んだことを教員が継続して生徒たちに伝えていきたいと思っています。
■「性とからだとこころを知るカード」について
女性が抱えるこころやからだの悩みや課題を解決する商品・サービスを提供している「ゴキゲンラボ」が開発した、性教育ツール「性とからだとこころを知るカード」が、第18回キッズデザイン賞を受賞しました。「性とからだとこころを知るカード」は、未就学児から思春期までに知っておきたい、性・からだ・こころに関することと、保護者へのメッセージを15枚のカードにまとめたセットです。
現在、絵本タイプをはじめとして様々な性教育に関連する書籍が販売されていますが、内容によっては読む年齢に合わない、あるいは伝えたい話が限定的だという声もあります。
そこで、子どもが興味や疑問を持ったタイミングで手渡せる、カードタイプ型の商品を企画開発しました。子どもの成長に合わせて、段階的に必要なカードを渡すことができ、性的同意やHPVワクチンなど、大人も知っておきたい話も掲載しています。
大切なのは、性の話をタブーにしないこと。「家庭で性やからだの話をしてもいいんだ」と子どもが思える親子関係を築けるようなカードを目指しました。
<第18回キッズデザイン賞、奨励賞(キッズデザイン協議会会長賞)受賞商品>
・商品:フェムテックプロジェクト「性とからだとこころを知るカード」
・セット内容:子ども向けのカード13枚、保護者向けのカード2枚(計15枚セット)
※本カードは公式サイトでも購入可能です。
https://feli.jp/s/gokigen_rerease/1/


◆gokigen Lab.[ゴキゲンラボ](2022年~)
6,000人以上の声からできた、からだやこころのことをオープンに話し合えるオンライン研究所です。
当たり前に話そう、選ぼう。こころ、からだ、性のこと。その知識を育み、選択肢を広げ、心地よ
く自分らしく生きられる商品サービスをつくり出し、自分らしくごきげんに生きられる社会を目指します。
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