2025年4月7日
お知らせ帝京大学小学校とファミワンの「カラダとココロの包括的性教育プロジェクト」の全学年の授業が終了

ファミワンは、帝京大学小学校と共同で行われた「カラダとココロの包括的性教育プロジェクト」による授業が全て終了しました。
本プロジェクトは、小学1年生から6年生までの発達段階に合わせ、各学年ごとにカスタマイズした内容および伝え方で包括的性教育を実施する、全国的にも先進的な取り組みです。1月から3月の間に行われた各学年毎の授業の様子、児童たちからの感想、また、授業後に実施したアンケート集計結果などのレポートを特設サイトに掲載しています。
■今年度のプロジェクト終了を迎えて
帝京大学小学校と株式会社ファミワンが実施した包括的性教育プロジェクトは、児童の発達段階に合わせた性教育プログラムを提供することで、子どもたちの健全な成長を支援する上で大きな成果を上げ、今年度の活動を終了いたしました。本プロジェクトを通して、保護者は性教育の重要性を再認識し、家庭で子どもと性について話し合うきっかけを得ることができました。
児童たちは、予想していた反応とは裏腹に、積極的に挙手や発言で自分の考えを発表したり、想いを伝えたりする姿が見られました。高学年になると、静かに授業を聞いているものの、LGBTQ当事者のインタビュー動画を食い入るように見入ったり、隣の児童と意見交換をする様子などが見られました。
そしてアンケート結果からは、児童たちが性教育授業があることを前向きに捉えていることが分かる結果となりました。児童の6割以上が性教育について『もっと知りたい』と回答、9割以上が性教育授業が実施されることに肯定的でした。この結果は、児童たちが正しい知識を得たい、知りたいと思っていることを示すものであり、今後の性教育のあり方を考える上で非常に重要な示唆を与えてくれました。

■各学年ごとのテーマ
・1年生「はじめての性教育‐プライベートゾーン‐」
・2年生「はじめての性教育‐よいタッチと悪いタッチ‐」
・3年生「はじめての性教育‐NO!GO!TELL!‐」
・4年生「自分のからだを知ろう、異性のからだを知ろう」
・5、6年生 「こころの性 LGBTQを知る」
※詳細は下記特設サイトにレポートを掲載しています。
https://project.famione.com/cse
■『カラダとココロの包括的性教育プロジェクト』概要
【目的】 各学年の児童の発達段階に合わせ正しい知識を身につけることで、
子どもたちが自分自身の体と心を大切にし、健やかに成長できるよう支援する
【期間】 2025年1月〜3月
【対象】 帝京大学小学校 1年生〜6年生の全校児童、および保護者
【詳細】 https://project.famione.com/cse
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