2025年4月8日
お知らせ住友生命とファミワンの共創プロジェクトの一環として、東京都荒川区立南千住第二中学校で性教育出前授業を開催

ファミワンは、2025年3月に住友生命保険相互会社との協業に関するプロジェクトの一環として、性教育に関する出前授業を、東京都荒川区立南千住第二中学校にて開催しました。
性教育授業はファミワン所属の助産師二宮が登壇し、クイズを交えながら性に関する正しい知識、妊娠・出産、さまざまな暴力からの自分の守り方について詳しく解説し、SNSの利用に関するグループワークも実施しました。
開催後のアンケートでは、参加生徒約110名のうち、79名がアンケートに回答。98.8%が講演の内容を「理解できた」と回答。
また、性に関する相談を避けていた生徒が49%から21.2%へと減少しました。この講演が生徒たちにとって、正しい性の知識と自己・他者尊重の理解を深めるのに貢献したことが示されました。
ファミワンと住友生命はこのような教育的取り組みを通じて、若者の健康と安全を促進し、支援することを引き続き目指していきます。
■南千住第二中学校への出前授業概要
【テーマ】「私たちの身体と心を守るために必要なこと」
【開催日時】2025年3月14日(金)13時30分~14時20分
【開催場所】荒川区立南千住第二中学校
【講師】株式会社ファミワン 看護師・助産師・性教育認定講師 二宮恵理佳
■南千住第二中学校職員からのコメント
事前にこちらの要望を聞いてくださり、「生徒にこんなことを学んで中学校を卒業していってほしい」という内容をもとに授業を作っていただくことができて、とってもありがたかったです。
生徒は恥ずかしさもありながら、専門家からのお話ということで興味を持って参加することができたと思います。
■生徒たちから寄せられたフィードバック、感想など
出前授業に参加した生徒の事後アンケート※では、98.8%が講演の内容を「理解できた」と回答、授業の内容で「知らないことがあった」と81%が回答しました。
自分や身近な友達のことで、性に関する問題(体のこと・異性のこと)を心配したことがありますか?との問いに対しては、7.6%が「よくある」、22.8%が「ある」と回答しており、一定数の生徒が性に関する心配をしていることがわかります。
また、性に関する相談の授業前後の変化については、「相談してない(したくない)」の回答が49%から21.2%へ減少し、悩みがあったら相談してもいいという気持ちの変化に繋がっています。
※有効回答n=79

生徒からの感想
・自分ではいいと思っていても相手はどう思っているかをきちんと確認しようと思った。何かやり取りをするときにこれを送っても大丈夫かなどを考えてからにしようと思った。
・たくさん知らないことばっかりでした。これからも今日この授業で受けたことを覚えておき、いざというときに思い出せるようにしようと思いました。
・知りたかったことが知れてよかった。高校生になる前にこのような授業があってよかった
・クイズの内容がとても興味深かったです。
・性についてはあまり関心がなかったですが、この授業を受けてみてこれからの人に対しての関わり方について見直すようにしたいと思います。
■住友生命担当者からのコメント
ご依頼いただいた先生から学校固有の課題感などをお聞きして現場ニーズに寄り添った授業内容に組み立てられた点や、クイズや周りのメンバーとの対話の時間を取り入れるなどの工夫がされている点などから、参加された生徒さんにとってより理解を深める良い機会になったと思います。このような専門家の方からの授業は説得力もあり、教職員の皆さまへの支援にも繋がると信じております。
住友生命は学校外の力をつなぎ合わせ、引き続き民間企業だからこそできるさまざまな授業支援のサービスを提供していきたいと思います。
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