2026年6月19日
お知らせファミワンの専門家アドバイザーである胚培養士の川口優太郎が、第67回日本卵子学会学術集会にて発表しました

ファミワンの専門アドバイザーである胚培養士の川口優太郎が、2026年6月6日~7日に埼玉県川越市で開催された第67回日本卵子学会学術集会にて発表しました。
第67回日本卵子学会学術集会は、「妊孕性―未来への希望―」をテーマに、卵子学・生殖医療・不妊治療分野の最新研究と臨床知見を共有する学術集会として、基礎医学から臨床医学まで幅広い専門家が参加し、妊孕性温存や生殖補助医療の発展に向けた活発な議論と交流を行いました。
■第67回日本卵子学会学術集会 概要

【会期】 2026年6月6日~7日
【会場】 ウェスタ川越
【テーマ】妊孕性 ―未来への希望―
【集会長】髙井 泰(埼玉医科大学総合医療センター産婦人科教授・運営責任者)
【公式サイト】 https://jsor67.umin.jp/
■研究発表について
当社の専門家アドバイザー 胚培養士の川口優太郎は、以下の研究タイトルについて研究発表を行いました。
演題:凍結保存精子を用いた高度生殖医療における最適な媒精方法の検討〜男性側の妊孕性温存を考察するために〜
【研究の背景と目的】
現在、生殖補助医療(ART)において精子の凍結保存は一般的に行われており、「採卵当日にパートナーの出張や海外赴任が重なり、新鮮精子の提出が困難なケース」などで頻繁に選択されています。また近年、男性も年齢を重ねるごとに妊娠率の低下、流産率の増加、出生児の健康リスクの上昇といった影響があることが明らかになってきました。これに伴い、今後は若年期に将来に備えて精子を凍結する(男性の妊孕性温存)ニーズがさらに高まることが予想されます。
本研究は、こうした凍結精子を使用する患者様に対し、「どのような媒精方法(受精方法)を選択することが最も治療パフォーマンスを向上させるのか」を検証・検討し、将来的な男性の妊孕性温存の最適化に寄与することを目的としています。
■ コメント
本学会のテーマ「妊孕性 ―未来への希望―」に沿う形で、私は男性の妊孕性温存に焦点を当てた研究発表を行いました。近年、男性の年齢上昇が妊娠率や流産率、児の健康リスクに及ぼす影響が認知されつつあります。今後は「将来のために若いうちに精子を凍結しておこう」と考える男性がさらに増えるのではないでしょうか。今回の研究データは、まさにそうした未来の選択を支える大切な指標になると確信しています。
学会全体としても、非常に多くの参加者で活気に満ちあふれていました。会場ではスタンプラリーや絵付け体験、小江戸(川越)の探索ツアーが用意されるなどエンターテインメント性も高く、非常に充実した時間を過ごすことができました。また、個人的に宇宙飛行士を目指している(目指していた)こともあり、『宇宙マウス』で高名な若山教授の招待講演をはじめとする豪華なプログラムを拝聴できたことは、大変貴重で刺激的な経験となりました。


本件プレスリリースはこちら。