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スタートアップ企業の取り組みやイベントなどを紹介しているキャナルベンチャーズのサイトに、石川のインタビュー記事の後編「子どもを望むすべての人が最適な妊活を進められる社会に」が掲載されました。

「妊活」や「不妊治療」という言葉は、以前はタブー視されていたもののこの数年でよく耳にするワードとなりました。

フェムテック（生理、妊娠、更年期など女性特有の健康問題を解決するためのテクノロジーを用いたプロダクト・サービス）という概念の広がりや、女性の社会進出がすすむ中で仕事と妊活の両立に悩む方も多くなったことから「妊活サポート」が企業はじめ社会全体に求められるようになったことが背景にあると考えています。

今後の展開として、以下の3点に注力していきます。

1つ目は啓蒙活動です。新入社員の研修、ウエディング会場での新婚夫婦向けのセミナーの他、子どもの性教育について親の不安に答えていくようなサービスです。

2つ目は医療との連携強化です。生殖医療、不妊治療だけではなく、その手前の一般婦人科（レディースクリニック）、小児科、精神科、がん医療の領域などとも連携し、患者と医療機関との「橋渡し役」になれる仕組みを構築したいです。さらに東京大学と共同研究を既に進めているので、医学的な根拠を踏まえたアドバイスを展開していきたいと思います。

3つ目は海外への展開です。当事者と最新のテクノロジーの間を取り持つサポートができればと思っています。海外では、妊娠率をどう上げるかとか、資金の補助についてのサポートが多いようですが、ファミワンは精神的な支え、メンタルケアを重視しています。

数年後には誰にとっても当たり前なプラットフォームとして、妊活というきっかけがなくても、家族が将来の自分たちについて考えたとき登録してもらえるサービスを目指しています。

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（本記事の前編はこちら。）