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ファミワンは、奈良県の性と健康の相談センター事業の委託事業の一環として、2025 年 8月 28 日(木) 奈良県内の保健所・市町村保健師など、関係者向けに「不妊治療の基礎知識と心のケア」オンラインセミナーを開催いたしました。

本セミナーは、奈良県内の保健所・市町村保健師などが集い、不妊治療の基礎知識と当事者への接し方について学ぶ機会として開催しました。
ファミワンからは代表看護師/不妊症看護認定看護師 西岡有可と公認心理師/臨床心理士の戸田さやかが登壇しました。まずは「不妊の現状、最新知識について」の話からはじまり、奈良県健康推進課からは奈良県の助成事業についてお伝えいただきました。続いて「当事者のさまざまな負担について」、「本人へのケアや支援について」、と、関係者が知っておくべき知識について事例を交えてより具体的に伝えました。参加者からは事前に「声かけ」や「寄りそい方」など、当事者への向き合い方への質問があり、参加者の知りたいことにフォーカスした内容でのセミナーとなりました。

■セミナー概要

【テーマ】不妊治療の基礎知識と心のケア
【開催日時】2025年8月 28日 (木) 10時30分～11時30分
【開催場所】オンライン
【講師】株式会社ファミワン　代表看護師/不妊症看護認定看護師　西岡有可
　　　　 株式会社ファミワン　公認心理師/臨床心理士 戸田さやか

■参加者アンケートより

参加者アンケートでは、参加のきっかけとして「自身の仕事に活かしたいと思った」との回答が100％（複数回答可）で、「セミナーの内容は、自身の仕事や生活に活かせそうですか。」という質問には、「活かせそう」が８割以上の結果となりました。

■参加者コメント（一部）

「不妊治療の流れや当事者の負担等がわかりやすかった。」

「不妊治療の方が増えており、以前から知識を得たいと思っていたところ、総合的な情報を得ることが出来た。」

「とても、参考になりました。今後に活かしていきたいと思います。また、ＬＩＮＥなども登録させていただきます。プレコンセプションケアの大切さを感じているところです。若い世代の間に、その知識が増えていくといいなと感じています。」

■奈良県健康推進課からのコメント

今回、奈良県 性と健康の相談センター「ならはぐ」に寄せられた相談の中でも特に多かった「不妊」をテーマに、保健師などの関係者を対象としたセミナーを開催しました。

本県では、本年4月より不妊治療費助成を実施する市町村への補助事業を開始していることもあり、不妊への関心も高く昨年度を上回る多くの方にご参加いただきました。

また、セミナー終了後のアンケートでは参加者の理解度や満足度も高く、不妊治療の基礎知識や当事者への関わり方など、実務に活かせる知識を習得していただく良い機会となりました。

■奈良県 性と健康の相談センター「ならはぐ」の概要

奈良県では、県内どの地域においても、安心して子どもを産み、育て、すべての成育過程にある方々が健やかに育つことを目指す姿としています。あらゆる世代の性と健康に関する悩みや不安の解消及び正しい知識の普及啓発を図るため、不妊・不育や、妊娠・出産、自分の性に関すること、更年期やパートナー間コミュニケーションなどに関する幅広い悩みや相談に対応します。

また、相談は当事者だけではなく周囲の支える立場の方からも受け付けています。相談は匿名ででき、性別や年齢問わず、どなたでも安心して気軽に利用できる事業としてサポートを行っていきます。

　ファミワンでは、本事業の委託を受け、性と健康に関する包括的かつ専門的な相談支援及びセミナーの実施等を企画・運営しております。

【事業についてのお問い合わせ】奈良県福祉保険部医療政策局健康推進課　電話0742-27-8661

【奈良県性と健康の相談センター「ならはぐ」　ホームページ】 https://www.pref.nara.jp/66254.htm

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