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ファミワンは、千葉県習志野市からの依頼を受け、2025年10月8日（水）に千葉県習志野市中学校区地域保健連絡会の関係職種に向けて、「支援の現場で活かすプレコンセプションケアと包括的性教育 ―子どもと向き合う支援者に必要な知識と実践―」をテーマに「思春期保健講演会」を開催しました。

本講演会では、子供と向き合う支援者である「千葉県習志野市中学校区地域保健連絡会の関係職種」（養護教諭、保健師など）約80名を対象に、「プレコンセプションケアと包括的性教育」をテーマに、支援の現場で活かすことの出来る必要な知識と実践について、株式会社ファミワン　不妊症看護認定看護師 西岡 有可が分かりやすく解説いたしました。

第１章ではプレコンセプションケアの基本として、概要や対象者、性教育との違いなどについて、第２章ではプレコンセプションケアチェックシートをテーマに、具体的内容や動画を使った内容紹介について、第３章では包括的性教育の基本として、国際的な包括的性教育の枠組みや年齢発達ごとの伝え方などについて、そして最後に、支援者としての関わり方のヒントとして、コミュニケーションが苦手な子の増加や、愛着障害などに起因する問題支援の工夫などについての講義となっており、基本知識から実践についてまで触れる内容でした。皆さまにしっかりと聞いて頂いており、手上げ質問もいただくなど好評を得ることが出来ました。

■講演会概要

【テーマ】「支援の現場で活かすプレコンセプションケアと包括的性教育
　　　　　　―子どもと向き合う支援者に必要な知識と実践―」
【開催日時】　2025年10月8日（水）　14:50～16:00
【開催場所】　習志野市庁舎
【内容】
　第１章：プレコンセプションケアとは
　第２章：プレコンチェックシート
　第３章：包括的性教育の基本
　第４章：支援者としての関わり方のヒント
【講師】　不妊症看護認定看護師 　西岡 有可（株式会社ファミワン）　
【対象者】　千葉県習志野市中学校区地域保健連絡会の関係職種

■参加者アンケート

・これからの子どもたちのよりよい人生のために、いろいろな人と連携してプレコンセプションケアを進めていく必要性を改めて感じました。
・どう生きていくか、どんな人生にするのか、そのために今から何ができるのか、今の体が将来につながっていくことを、どの場面でどのように生徒に伝えていけるかを考えながら聞かせていただきました。
・単純な性教育だけでなく、人生まるごと考える上で必要な知識であることが分かった。妊娠を望む人、そうでない人、相談したいと思った時に必要な相談先に届くことができるように自分の立場でできることを伝えたい。
・初めてプレコンセプションケアという言葉を聞いた。講演をきき、未来の子ども達の健康とライフプランについて、自分自身で考え、選択できるよう、このような講演を早めの時期に伝えていくことが大切だと感じた。

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