2026年2月25日
イベント茨城県が「多胎児家庭への支援者の関わり方」をテーマに、ファミワンの講師陣による無料オンラインセミナーとマニュアル作成を実施しました
ファミワンは、茨城県の医療従事者・母子保健従事者など当事者への支援に携わる方を対象に、2026年2月12日(木) に「多胎児家庭への支援者の関わり方」をテーマとした従事者向けのオンラインセミナーを開催しました。また、セミナー開催にあわせて、多胎児支援のポイントをまとめたマニュアル「多胎児を妊娠・出産された方への関わり方」を作成しました。
多胎妊娠は、子どもが得られる喜びの一方で、単胎妊娠と比較して妊娠中の母体の健康リスクや早産リスクの高さ、産後の育児負担の大きさなど、様々な困難が伴います。よって、多胎妊娠当時者への妊娠中から出産・産後まで継続的な支援が大切となり、医療機関・行政・地域の多職種連携が強く求められています。
本セミナーは、当事者への支援がより行き届くことを目的として、支援に携わる方を対象に実施しました。ファミワンの助産師・看護師:太田 奈津美、保育士:引地 木綿香、キャリアコンサルタント・関東多胎ネットピアサポーター:松本 彩乃の3名が登壇し、助産師・保育士・ピアサポーターそれぞれの視点から「多胎児を妊娠・出産された方への関わり方」を具体的な事例と共に伝えました。
事前申し込み時に多胎児家庭支援の対応で迷うことや困った経験についてアンケート調査を実施し、支援者としての課題や悩みについての声を紹介しつつセミナーを開始しました。
まずは助産師:太田から、多胎児の産前後について母体の話から分娩方法、心の変化、地域包括ケアや課題について解説し、必要な支援内容を具体的に紹介しました。続いて保育士:引地が、多子家庭において自己肯定感が下がりやすい保護者へのケアについて解説しました。セミナー終盤では、関東多胎ネットピアサポーター:松本が、多胎妊娠・育児を通じて感じた必要なサポートや支援内容について、リアルな声を届けました。また、セミナーの開催に合わせて作成したマニュアル「多胎児を妊娠・出産された方への関わり方」について、セミナー後に現場で生かせるよう使い方についても触れました。
■セミナー概要
「多胎児家庭への支援者の関わり方」
【開催日時】 2026年2月12日(木) 13:30~14:30
【講師】 太田 奈津美 助産師・看護師(株式会社ファミワン)
引地 木綿香 保育士(株式会社ファミワン)
松本 彩乃 キャリアコンサルタント・関東多胎ネットピアサポーター(株式会社ファミワン)
【開催形式】オンライン開催
【対象者】茨城県内の保健師、助産師、看護師、心理師、 窓口担当者など当事者と関わる関係者
■セミナー開催後アンケートからのコメント(一部抜粋)
「具体的な支援、声かけや実体験が聞けて、これからの多胎児家族の支援に活かすことができます。ありがとうございます。」
「多胎妊婦さんのリスクや現状を週数にあわせて具体的にお話を伺うことができました。また、支援の在り方についても事例を通し具体的に聞けたのでとても分かりやすく深めることができました。」
「マニュアル作成時には、このような経験者からの報告があるとわかりやすいと思いました。」
■茨城県福祉部子ども政策局 少子化対策課からのコメント
この度、茨城県妊活・不妊等サポート体制強化事業の一環として、多胎児支援をテーマとしたセミナーを開催し、またマニュアルの作成も行うこととなりました。多胎児を妊娠・出産された方には単胎児の場合と異なるケアが求められる場面がありますが、県内の従事者の方々の参考となるようテーマに設定いたしました。当日は講師の方々より、支援者と当事者それぞれの面からのお話を伺うことができ、充実した内容になったかと存じます。参加された皆様には、県民の方々へのより一層手厚い支援のため、セミナーやマニュアルの内容をお役立ていただけますと幸いです。
■多胎児支援のポイントをまとめたマニュアルを作成
茨城県では支援現場での実践につなげることを目的としたマニュアル「多胎児を妊娠・出産された方への関わり方」作成しました。多胎妊娠の経過と具体的な支援策を時系列で示し、当事者が抱える気持ちとそのタイミングで求められる自治体の支援を分かりやすくまとめており、支援者側が事前に悩みを予測して当事者へ寄り添うことができるように構成しています。また、当事者からの意見として、ピアサポーターからのメッセージも掲載しています。当事者が悩みを抱え込む前に、支援者側から気付いてサポートにつなげる事ができるツールとして活用が期待されます。

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