2026年3月26日
イベント東京都大島町におけるヘルスケア事業の一環として、町内すべての中学校の生徒に向けた性教育講座を開催しました

ファミワンは、東京都大島町からの委託を受け、大島町内にある全ての公立中学校(第一中学校、第二中学校、第三中学校)を対象に、2026年2月12日(木)~3月6日(金)にかけて性教育講座「好きってなに? イヤって言っていいの? こころとからだの “モヤモヤ”ガイド 」を開催いたしました。
ファミワンは大島町からの委託を受け、「妊活LINEサポート事業」として島民の妊活及び健康に関する悩みをLINEでサポートするサービスを提供しており、本講座は、その事業一環として、大島町内の中学生を対象に開催されました。
昨年度の好評を受け、今年度は対象を町内全3校へと拡大 。島外への進学・就職など大きな環境変化を控えた生徒たちへ、思春期の体の変化と心の成長、自分を大切にすること、人との境界線「バウンダリー」とは何かをお話しました。
■環境の変化を控えた生徒たちへ、自分と他者を守るためのお守りを届ける
大島町では、中学校卒業後に島外へ進学や就職する生徒も多く、新しい環境での生活に不安を抱える生徒も少なくありません。これまでと違う価値観に触れたり、新たな人間関係を築く必要性など保護者の不安は計り知れません。本セミナーでは、こうした島の課題を踏まえ、生徒たちが自分自身を守り、健やかに成長していくための知識やスキルを習得できるよう、包括的な性教育を実施しています。

■バウンダリーを知るためのグループディスカッション
セミナーでは、自分と相手の境界線(バウンダリー)への理解を深めるため、「加工した友人の写真をSNSにアップしようとしたら?」「好きかどうかわからない人に告白されたら?」の2つの身近なテーマでグループディスカッションを行いました。
アンケートでは、「嫌なことは、それを言っていいことを知って安心した」や「相手のことをしっかり考えて行動しようと思った」といった気づきが寄せられました 。
■セミナー概要
【テーマ】 「好きってなに? イヤって言っていいの? こころとからだの “モヤモヤ”ガイド」
【講 師】 公認心理師・臨床心理士 戸田 さやか(株式会社ファミワン)
【内 容】
・変わっていく、思春期のからだ
・変わっていく、思春期のこころ
■参加した生徒の声
授業後のアンケートでは、「心身の成長があること、自分も他人も尊重されるべき大切な存在であることを正しく理解できましたか」という設問に83%(とてもよく理解できた50.3%、よく理解できた33.1%)の生徒がよく理解できたと回答しました。また、アンケートコメントでも「わかりやすかった」「大切なことを知れてよかった」という感想とともに、「自分の発言で傷つく人がいるとわかった」 「どんな意見も尊重されるべき」 と、知識を得るだけではなく、性と向き合い理解を深めていることが分かりました。

▼アンケートからのコメント(一部抜粋)
・自分自身のことをまた改めてどのような存在なのか、どうしていけばいいのかを考えられた時間になりました。
・改めて「性」というのはとても大切だと気付けました。
・自分で自分の体を守ろうと思った。
・今回の授業をきっかけにこれからもちがいをみとめて人を愛したいと思います
■大島町第一中学校からのコメント
今回の性教育講座では、生徒たちがこれからの生活で直面しうる「からだの変化」や「人との関わり方」について、丁寧に学ぶ貴重な機会となりました。
特に、グループディスカッションでは 「SNS に写真を載せるときの配慮」 「自分の気持ちがはっきりしないときの向き合い方」 といった身近なテーマを通して、生徒たちが自分の考えを言葉にし、互いの意見を尊重しながら話し合う姿が印象的でした。こうした対話の積み重ねが、境界線(バウンダリー)を理解し、安心できる人間関係を築く力へとつながっていくと感じました。
生徒たちがこれから出会うさまざまな場面で、自分の心とからだを大切にしながら、健やかに成長していけるよう、学校としても引き続き支えてまいります。貴重な講座をありがとうございました。
■大島町第二中学校からのコメント
この度の性教育授業では、日頃の保健授業では踏み込むことの難しい話も専門家の先生から丁寧にお話していただき、生徒の深い学びにつながることができました。男女の体の変化などだけでなく、性被害やSNSなどの幅広い観点からのお話は、生徒の今後の社会生活においても大変有意義な時間になったと感じます。知識の伝達だけではなく、グループディスカッションを取り入れ、生徒が主体的に考え、議論できる環境も作っていただき、充実した学習の場となりました。
■大島町第三中学校からのコメント
性教育という、日常の授業では扱い方に配慮が求められるテーマについて、専門家の視点から丁寧に講義していただき、生徒の理解が深まる貴重な機会となりました。グループディスカッションを通して、生徒たちが普段は口にしにくい話題にも自分の言葉で向き合おうとする姿が印象的でした。義務教育の修了を前に、このような学びの機会を得られたことは大きな意義があると感じています。
■大島町福祉けんこう課(保健師)からのコメント
性教育というと構えてしまいがちですが、「加工した友人の写真をSNSに挙げる」「好きか分からない相手に告白される」という実際に起こりそうなことをテーマにしていたので、生徒の皆さんも意見を言いやすかったと思います。活発なディスカッションができ、みんなで考える良いきっかけになりました。大島町では、中学卒業後は親元を離れて島外の高校に進学する生徒もいるので、今回の講座で学んだことをこれからの人生においてお守りにしていってほしいです。公認心理師の先生が行う性教育講座は、思春期の心の変化を捉えるという面で私たちも大変勉強になりました。
■大島町の『妊活LINEサポート事業』について
ファミワンは、東京都大島町(以下大島町)からの委託を受け、『妊活LINEサポート事業』において、島民の妊活及び健康に関する悩みをLINEでサポートするサービスを提供しています。
大島町は、東京都の伊豆諸島の北端にある伊豆大島全域が町域です。大島町では妊活・不妊治療はもちろんのこと、思春期、月経・PMS、不妊・不育、更年期、メンタルヘルス、夫婦間のコミュニケーション、地域特有の生活習慣改善など、幅広い健康に関するお悩み相談に対応いたします。
【お問合せ】
福祉けんこう課 けんこう係
Tel:04992-2-1482
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