“子どもを願う。”
本来、もっと自由で、明るくて、大切な願いだと考えています。
年齢も性別も、立場も関係ありません。
妊活の特徴は、正解がないという点です。
「こうすればかならず妊娠できる」というものは存在しません。
2019年の報告では年間約45万回の体外受精が行われており、約6万人の赤ちゃんが生まれています。そして体外受精による40歳での妊娠率は約27%、42歳では18%です。
身体的、経済的、時間的な負担が大きく、「ゴールのないマラソン」にも例えられるほど、精神的な苦痛を訴える方が少なくありません。
そして、妊活中に仕事や人生のパフォーマンスを落としてしまうように感じる場合もあり、仕事も妊活も頑張りたいと両立を願う方の声が大きなものになってきました。
また、日本の少子化は深刻化しており、想定よりも早く進んでいます。これら社会課題に対してファミワンは、その人らしく、自分らしい人生を歩めることを大切に、解決へと向かっていきます。
ファミワンは、社会を変えていきます。
自分らしく生きるために、企業が、住まう街が、医療機関が、あなたをいつもサポートしてくれる。
そんな未来をつくります。
ファミワンは専門家の知識や経験を強く信じています。
多くの課題は、その領域のプロのサポートがあれば、大きく変わります。
世の中には、専門家としてそれぞれがしっかりと取り組まれている方も多いです。
ただ、一人一人ができることは限界があります。
私たちは、テクノロジーの活用により、そのサポートを拡大します。
必要な専門家のサポートを、必要とするすべての人に、届けます。
この「すべての人」は、当事者だけではありません。
その家族や職場、周囲の友人も含まれています。
妊活以外も同じ。
妊娠中や産後の悩みには、助産師などのサポートを届けます。
子育ての悩みには、教育の専門家のサポートを届けます。
生理、更年期、介護、がん、障がい、LGBT、なども同様です。
「妊活」という言葉の意味は、時代により変わります。
50年前は言葉すらありませんでした。
妊娠するが当たり前。
悩んでいる気持ちを、自分でも認めてあげることはできませんでした。
10年前、妊活は体外受精と同じでした。
辛く、苦しく、大変な思いで取り組むこと。
誰にも知られないように通院する方も多かったです。
5年前、妊活は不妊の検査を含めた不妊治療という意味になりました。
病院に通ってまで取り組まなければいけない人がいる。
今、妊活という言葉は、妊娠を希望する全ての人が行うものになりました。
「妊娠するのは、妊活したから」ということを意味します。
男女ともに、情報収集や身体作りまで妊活に含まれます。
では、10年後、50年後はどうでしょうか?
DNAを加工し、理論上はHIVに感染しない双子の赤ちゃんが生まれたニュースがあります。
医療技術の発達により、治療のできる範囲は広がっていきます。
妊活のあり方はどんどん変化していきます。
私たちは、それをもっと健全な形で、再定義し続けます。
まっとうなことをやる。
これを、何よりも大事にしています。
誰からみてもまっとうであることはとても難しいです。
夫婦、医療従事者、企業、行政、それぞれの視点が違います。
誠実。公平。信頼。安心。感謝。尊重。成長。
何かが欠ければ、まっとうとは言えません。
ただ、それを常に大切にするのがファミワンのポリシー(信念)です。
ポリシーでもあり、バリュー(存在価値)やクレド(行動指針)でもあります。
東京大学との共同研究も、フジテレビのドラマの医療監修も、企業への福利厚生提供も、全て根底にはこの意識があります。